気分が乗らないときにも笑顔を作る方法をご紹介します。
笑顔で対応できると気持ちいいですよね。自分自身も気持ち良いし相手もきっと気持ち良いですね。嫌な顔をしている人より笑顔の人に会いたいですよね。
でも、気分が悪いとき、落ち込んでいるとき、思ったように進まないとき、そんなときに笑顔を作るのは難しいですよね。
今日はそんなときでも笑顔を作る方法「RFRS (Ready for Ready Smile)」を紹介しますね。
Ready For Ready Smile (RFRS)とは?
まずはじめにReady Smileとは対応するときの笑いを表します。微笑み(ほほえみ)ともいいます。誰かに話しかけられたときにニッコリと笑い応対するときの笑顔ですね。
RFRSとはReady Smile(微笑み)をReady(準備)にしておくという意味です。微笑みがすぐに出る状態にしておくということです。
RFRSのしくみ
人間は余裕が無いときには笑いません。
何かがうまくいかないときや嫌なことが有る状態では防戦体制になっているので笑えないのです。しかしながら、今の時代は戦う体制になるほど大きな問題ではなくても簡単に不安感を持ち防戦体制に入ってしまいます。
この原因のひとつとしては、不安感を持ち常に改善してより良くしていくという日本の文化や教育が大きく影響しています。
だから、日本は笑顔の人が少ないと一般的に言われるのですね。
RFRSは防戦体制でも笑顔を作るための方法です。
防戦体制にあって余裕のない状態のときに活用します。
具体的には、「平常の表情より少し笑い側に表情を置く」だけです。
これにより対応するときに笑顔が直ぐに出てくるようになるのです。
数字で表すと以下の表の+0.5の位置に表情を持っていくいうことです。
+2 大笑い
+1 笑顔
+0.5 ←RFRSの表情の位置
0 平常
-1 不機嫌
-2 怒り
不安感のある時は表情のレベルがマイナスになっています。そのマイナスをプラスに持っていくことは簡単ではありませんが、ほんのすこしだけプラス側に持っていくのです。
笑顔を作る必要はなく、平常の表情(0)ほんの少しだけ笑顔側(+0.5)に持っていくことがRFRSの重要ポイントです。
RFRSを行うと気分が乗らないときに誰かに話しかけられても笑顔が自動で出てきます。
機嫌が悪い状態に表情を置いておくと笑い顔はでません。平常の表情を超えていくステップが必要だからです。怒りの状態にあると笑顔を作るまで3段階も必要です。これはさすがに大変すぎまて笑顔は絶対に出ません。
RFRSの効果
RFRSの最大の効果は余裕が作れるということです。
強制的ですが結果的に誰かに笑顔を出せたことで余裕が生まれるのです。人は不機嫌なときは余裕が無いのです。これを笑うことで強制的に余裕が作れるのです。
鏡に向かって笑うこととは違いコミュニケーションの中で笑うことに意味があります。
笑いながら心配事は出来ないように人間は出来ているのでその効果を活用しているのがRFRSです。
RFRSを実践してみた結果
私はこのRFRSをやってみて確実に効果がありました。仕事の中で進捗が悪く、自分は能力不足でダメ人間なのかなあと不安感を持ったときにやってみました。RFRS状態で行動するようにしたのです。
すると、突然話しかけられたときに笑顔が出たのです。自信を失っていて気分は全く良くなかったのですが笑顔が自動で出ました。
そのあとに気分は確実に前向きになっていることが感じられました。仕事ぐらい出来なくても良いかなあと😂
受け身で不安になっているときは間違いなく効果ありますね。
RFRSの欠点
RFRSをしていると、相手によっては「にやけてる」と感じる人もいるようです。「にやけてる」と言われると、あまり気分の良いものではありません。バカにしているのかと怒り出す人もいるかも知れません。
「にやけてる」と感じられてしまうことはRFRSの欠点ですね。
しかし、相手の立場に立って考えてみると理解できます。他人に対して「にやけてる」と言ってしまうときは自分自信に余裕が無いときです。自分自身に余裕があれば、相手がニヤけていようが怒っていようが関係ありませんね。
余裕のない人からは怒りを向けられるかもしれないことがRFRSのひとつの欠点です。
おわりに
RFRS如何でしたでしょうか?
イライラして笑えずに不安感を持ったときは頭に「RFRS(アールエフアールエス)」と唱えてみてください。次に誰かに話しかけられた瞬間にパッと余裕が持てる心理状態に移行していますよ!