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ベッドに固定され、何もせずに看護婦の動きや周りの患者の声を聞いている

2017年2月24日

6:00
起きてぼんやりしている、結局昨日寝たのは3時ぐらいだったと思う
何もすることがないし動けない、身体を動かせない、ベッドに縛り付けられた気分
慣れないが看護婦さんを呼んで尿瓶での小便から開始

抗菌薬が6時間毎に点滴から入る
鎮痛剤ソセゴンは強烈に効くけど六時間間隔を空ける必要がある
鎮痛剤ブスコパンとの併用は可能なので6時間の間に痛ければ使える

朝の6時から再び眠ることもできず
何もせずに看護婦の動きや周りの患者の声を聞いている

携帯と財布は既に預けている、準集中治療室では携帯の使用は禁止
鎮痛剤でぼんやりしながら朝から夕方まで時計を見ている
眠くもならない
いろいろ考えた、本当に考えた、何を考えたかは覚えてないけど考えた

夕方に交代した看護師さんが女性誌でも読む?と持ってきてくれた
本を読んでよかったの・・・??と聞いてOKがでたので
自分のバッグを降ろしてもらい自分の雑誌を出してもらう

腹痛は止まらない
夜も痛み止めを点滴する
ソセゴンは二時間ぐらい強烈に効くが、そのあとは効かない
なかなかよく眠れない
続けて三時間も眠れない

ここ準集中治療室は自分用の電灯がない
夜中に起きてもベットからはもちろん動けないし
電気をつけて本も読めない
テレビなんて当然ない
電灯がなくても見られるスマホは取り上げられている

夜中に何度も起きても、眠れなくても
ただ、ベッドの上で考えにふけるしかない
そういうものだと脳が理解しているせいか、さほどストレスは感じない

 

20170224

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